「東方紫雲」〔登録商標〕岩手県南地域、北上山系に産出する紫雲石は、またの名を東方紫雲ともいわれ、また、鎌倉時代に愛用された関係か、鎌倉紫雲とも称されておりますが、その産出量は僅かで、徳川時代には「お留山」として一般の採取が禁じられたほどの貴石であります。かの名高い瑞渓石もこの紫雲石と同じ「輝緑凝灰岩」であり、今日学術的に見て、形状・材質ともに同系であることが明らかになっております。 紫雲石の特色 色は普通小豆色で紫雲状の斑点があり、緑色の同形斑点が入った石もあります。 |
「東方紫雲」〔登録商標〕岩手県南地域、北上山系に産出する紫雲石は、またの名を東方紫雲ともいわれ、また、鎌倉時代に愛用された関係か、鎌倉紫雲とも称されておりますが、その産出量は僅かで、徳川時代には「お留山」として一般の採取が禁じられたほどの貴石であります。かの名高い瑞渓石もこの紫雲石と同じ「輝緑凝灰岩」であり、今日学術的に見て、形状・材質ともに同系であることが明らかになっております。 紫雲石の特色 色は普通小豆色で紫雲状の斑点があり、緑色の同形斑点が入った石もあります。 |